静香さん(45歳・女性・東京都・マナー講師)への取材インタビューです。
セックスレスや夫への不満から不倫に憧れていた静香さん。実際に不倫を愉しむ先輩主婦ブロガーを参考に、マッチングアプリで不倫相手を見つけて愉しんでいるそうです。
取材メモ | |
---|---|
プロフィール | 静香さん(45歳・女性・東京都・マナー講師) |
不倫デートの頻度 | 月1~2回 |
時間帯 | 日中 |
主な相手 | 大学生、若いサラリーマン |
よく使うサイト | Tinder |
道具 | 香水 |
やり方 | 既婚者であることを明かして反応を見る |
工夫した点 | 人妻であることを早めに告白する |
不倫に走ったきっかけ
ヒロシ:はじめに、静香さんが不倫をするようになったきっかけを教えてください。
静香さん:理由は一つではなく、複数が混ざりあっている気がします。まず、うちは結婚してからほぼセックスレスでしたが、最近は完全にゼロになりました。昔、私の方から誘ったこともありましたらが、拒否されたことがショックで、トラウマのようになっています。それ依頼、自分から誘うのが怖くなりました。
ヒロシ:なるほど。セックスレスが一つのきっかけだったんですね。他にもありますか?
静香さん:はい。これは直接的にセックスとは関係ありませんが、夫がゲーム好きで、いつもゲームばかりしていて止めてくれないのも、大きなストレスでした。
ヒロシ:確かに、夜の生活とはやや異なるものの、奥さんの存在がないかのように没頭されるのはショックですよね。
静香さん:はい。
ヒロシ:それでは、不倫相手を見つけるために、なぜマッチングアプリにたどり着いたのでしょうか。
静香さん:不倫に興味はあっても、相手と出会うきっかけは全くありませんでした。仕事関係で、異性との出会いはありませんし、仕事と家庭しか居場所がないので、不倫の願望が叶わずに悩んでいました。そんな折、ひょんなことから、マッチングアプリで不倫をしている主婦のブログを読み、試してみようと思いました。
ヒロシ:なるほど。不倫している主婦のブログもよく見かけますね。
静香さん:はい。参考にしています。
ヒロシ:マッチングアプリでは、20歳近くも年下の男性と結ばれることもあるそうですね。
静香さん:はい。お恥ずかしい話、大学生の子と結ばれたこともあります。
ヒロシ:元々、若い男性が好みだったのでしょうか。
静香さん:年齢を重ねるにつれて、若い男性が可愛いと思うようになりました。韓国アイドルが好きなので、その影響もあるかもしれません。
ヒロシ:なるほど。マッチングアプリには若い男性が大勢いるので、人妻という立場でも出会いがあるんですね。
静香さん:はい。
マッチングアプリからの不倫デートの流れ
ヒロシ:本来、マッチングアプリは独身の男女が恋人を作る場ですよね。そこで、既婚者である静香さんは、どのように出会い、デートをして、肉体関係も含めて楽しんでいらっしゃるのでしょうか。
静香さん:普通、ほとんどのアプリが既婚者NGなので、独身の名目で使っています。
ヒロシ:マッチングしたお相手は、最初は静香さんを独身として見ているのですね。
静香さん:はい。
ヒロシ:その後、どういうタイミングでカミングアウトするのでしょうか。
静香さん:その時々で変わりますが、初デートや、2回目のデートで告白します。
ヒロシ:デート相手の男性の方は、人妻であることを告白すると、どういう反応をされますか?
静香さん:ほとんどの方が最初は驚かれますが、それに怒ることや、別れたいという方は一人もいません。
ヒロシ:ということは、男性側もワンナイトラブ的なことを期待している節があるのでしょうか。
静香さん:そうかもしれません。ヤリモクの男性も多いと聞きます。
ヒロシ:実際、マッチングアプリで初対面の男性とデートをしていて、初デートからホテルに誘われることはあるのでしょうか。
静香さん:はい。普通にあります。私の場合、既婚者という立場上、日中のデートになることがほとんどですが、カフェやレストランで顔合わせをして、その後に時間があるかしきりに気にされる方がほとんどです。
ヒロシ:マッチングアプリも、セフレ募集のような使われ方が多いんですね。
静香さん:はい。
ヒロシ:セックスも含めた交際相手を作る手段として、パパ活もある時代に、なぜわざわざマッチングアプリを使うのでしょうか。
静香さん:パパ活にも興味はありました。私よりも10歳以上年下で、しかも社会的に成功されている経営者なども登録しているそうです。でも、パパ活サイトに登録する場合、そのサイトで面接をして、写真を撮り、それをカタログのように閲覧されることに抵抗がありました。
ヒロシ:確かに、男性会員から自由に閲覧されるのは、身バレのリスクもありますよね。
静香さん:マッチングアプリは、私がいいねした相手にしかプロフを出さないようにもできますし、不特定多数にさらされない安心感がありました。
ヒロシ:確かに、賢いですね。
静香さん:ありがとうございます。
ヒロシ:20歳近くも年下の大学生と、肉体関係を結んだこともあるそうです。何か特別なテクニックや技などはありますか?
静香さん:テクニックというほどのものはありません。ただ、若い子とのデートには、香水が効くと思っています。
ヒロシ:確かに、基本中の基本ですが、フェロモンの香りは性欲をかき立てますね。
静香さん:そうだと思います。
ママ活のリアルについて
ヒロシ:前情報として、静香さんはママ活的なこともされているそうですね。
静香さん:ママ活というほどではないですが、多少、デートで奢ったりすることはあります。
ヒロシ:お小遣いを渡してセックスする、パパ活の逆のような交際ではないんですね。
静香さん:はい。私の方からお金を払って、させてもらうという交際は一度もありません。でも、相手が大学生の子だったり、20代の若い男性の場合、年上のお姉さんとしてデート代は奢ります。
ヒロシ:なるほど。お手当や交通費ではなく、あくまでもデート代の援助なんですね。ちなみに、ホテル代が発生した場合は、どうされるのでしょうか。
静香さん:ホテル代も、私がほとんど払います。
ヒロシ:優しいですね。
静香さん:相手が年下なので、当然だと思っています。
編集後記
今回は、マッチングアプリで不倫相手を見つけているやや慣れた感のある静香さんにお話を伺いました。
不倫の理由として、セックスレスの不満を挙げられるのは想定内です。
但し、旦那がゲームを止めてくれないという理由も、不倫のきっかけになり得るという点で、男性側としては注意が必要だと思いました。
男性でも、常に性欲や欲求不満があり、それを解消するためにオナニーをします。
でも、実際に不倫に走っている主婦の方の本音としては、快楽を楽しみたいから不倫をしているというよりも、むしろ、求められない寂しさ、性の対象として見られない虚しさのような、より深い悩みが原因になっているのも印象的でした。
特に、女性側から誘ったのに断られるのは、トラウマにまでなっているそう。
女性として見られたい、触れられたい、できれば抱かれたい。
既婚女性のほとんどが、そんな性的欲求を秘めていることが分かります。
マッチングアプリには、藁にも縋る思いで既婚女性が集まっているんですね。